トランスフォーマー アニメイテッド メガトロン セイバートロンモード(ヴォイジャークラス) レビュー アクションフィギュア情報サイト ポーズ＆ギミック
輸入版トランスフォーマー アニメイテッド (ヴォイジャークラス)
メガトロン セイバートロンモード レビュー
2008年7月購入
■発売元：ハズブロ
■価格：4,980円(税込)
■サイズ：全高約17.5センチ（ロボットモード）
好調、TFアニメイテッドより我らが破壊大帝メガトロン様のご紹介！
各所で出来が良すぎるとの評が目立つアニメイテッドシリーズですが、
このメガトロンもなかなか魅力的なアイテムに仕上がっています。
ちょっと扱いづらい点もあるんですけどね。
メガトロン ビークルモード
■ FRONT
■ REAR
■ SIDE
ビークルモードは、実写版などと同様、エイリアンジェットと呼ばれるセイバートロン星での高速移動形態。
例によって何だか訳の分からなキテレツメカですが、アニメイテッド本編のイメージは反映されているようです。
機首のブレードなどには鮮血を連想させるが如きクリアレッドパーツが使われており、冷酷で凶悪な雰囲気を醸し出しています。
フュージョンカノンが後ろ向きなのは、逃走用と勝手に解釈。
この状態で転がし走行ができます。
【GIMMICK】
■ BOTTOM
バトルビギンズセットのデラックスクラスとだいたい似たような構成。
掌の処理は今ひとつ工夫が欲しかったところです。
トランスフォーム
ホバリングユニットのような両サイドのモジュールが転回して脚部に。
両肩を開くと胸パネルが閉じて頭部がせり上がるオートモーフィングを搭載。
シンプルな構造ながらも、けっこう楽しめる変形パターンに思います。
メガトロン ロボットモード
■ FRONT
■ SIDE＆REAR
極端にディフォルメされた脚部が見事なまでにスタイリッシュなロボットモード。
今までのメガ様には見られなかった悪の御御足ですね。
その分、胸から上がちょっと小さくなった印象ですが、まとまり的には悪くないように思います。
ホワイトグレーの成型色と血のようなクリアレッドパーツのコンビネーションはなかなか鮮烈！！
平手の使い方も斬新でよいのではないでしょうか。
ただ、大きなヒンジパーツで接続されたフュージョンカノンは、
伸ばしても巻き込んでも、収まりが非常に悪いです。
カノンのギミックに干渉しないようための配慮なのかもしれませんが、
もう少し単純な取り付け方法だったらよかったのではないでしょうか。
■ BUST UP
爬虫系の狡猾な表情が再現。
個人的にはもう少し「ニヤリ」調の方が好みですが、これでも良いと思います。
目には例によって集光ギミックを内蔵。
胸のデストロンマークのプリントも秀逸です！
【GIMMICK】
■ フュージョンカノン
主な武装はここに集約されています。
カノンモードでは上面のスイッチを押すとミサイルを発射。
向かって手前のブレードを下向きに倒すと、オートモーフィングで奥のブレードが前方に展開。
【可動について】
各部とも可動範囲は良好。
肩や肘、膝などの主要関節はクリックが切られており、軽快に動かすことができます。
ただ、フュージョンカノンの取り回しが悪く、自由なポージングを難しくしています。
首は左右軸回転のみ。
上下の動きはぜひ欲しいところです。
肩は地面と水平まで上がります。
肘は二重関節で約180度曲がります。
上腕付け根に回転軸があり、手首も回転します。
【POSE】
【評】
まずはフュージョンカノンの取り回しが厳しい。
自重もあり、カノンモードでもブレードモードでも、うまくキメることが難しいです。
あとはヘンテコなビークルモードさえ受け入れることができれば、胸などのオートモーフィングも面白いし、けっこう楽しめるアイテムなのではないでしょうか。
ただ、アニメイテッドはこのほかも秀作ぞろいです。
メガトロン様もリーダークラス、デラックスクラス（セット）と現時点でも3種類ラインナップされているので、どうしても先に買わなければ、ということもないように思います。
個人的にはヴォイジャークラスのアースモード・オプティマスが出色に思うので、
ぜひ、この組み合わせのメガトロンを発売して欲しいですね。
