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トランスフォーマー アニメイテッド ヴォイジャークラス
レック・ガー レビュー
2009年 1月購入
■発売元:米 HASBRO社
■価格:3,980円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約18センチ(ロボットモード時)
レック・ガーといえば、G1・2010においてはスクラップ収集を生業とするジャンキオン族のリーダーとして活躍した異色のトランスフォーマー。
以前はワイルドなバイクに変形していましたが、このアニメイテッド版レック・ガーは、地球製でなんとキャラクター通りの塵芥車にトランスフォームしてしまいます!!
1st.imp 【観る】
レックガー ビークルモード
■ FRONTE
■ REAR
モチーフはフロントにリフトアームを備えた塵芥車(ゴミ収集車)。
シンプルに塊感のある造形で、普通の幼児用オモチャに見えてしまうくらい愛らしいです。
ゴーボッツの仲間といった方がピンとくるかもしれません。
グラスエリアやランプ類はクリアパーツではなく、すべて塗装で表現されており、他のアニメイテッド版トランスフォーマー達に比べると少しチープな印象。
未来的なオプティマスに対して、あくまで現代的なイメージのレックガー。
同じヴォイジャークラスのアースモード・オプティマスプライムとの2ショットです。
スケールはほとんど同じに思います。
リフトは基部から上方に90度振り上げることができます。
リフトを上げると、左側のドアにのみサイバトロンのエンブレムが!
ボタンを矢印の方向に引くと、フォークが持ち上がります。
裏返すと顔、肩、腕が露出しています。
比較的、分かりやすい変形のようですね。
レック・ガー トランスフォーム
すっぽり収まった身体パーツをカーゴスペースから引き出して広げる様式。
構造的には易しい変形ですが、パーツの合わせがきつく、慣れないとちょっとやりにくいかも。
個体差かもしれませんが、この背中の部分がきつくて収まりにくいです。
首を前後に振りながら、はめ込みやすい角度を見つけるとよいと思います。
レック・ガー ロボットモード
■ FRONTE & REAR
■ BUST UP
ロボットモードはユカイなオッサンといった風貌。
そういえば本国ではアル・ヤンコビックが声を当てているとのことですが、なんとなく納得です。
尚、眼は不透過パーツで集光ギミックはありません。
リフトアームの収めどころは迷ったのですが、跳ね上げると若干倒れやすいのでこの位置に降ろしています。アームは接地していません。
ロボットモードでもほぼ同等の大きさ。
逆三角にビルドアップされたオプティマスに比べ、肥大化した腕っぷしにガテン系の力強さを感じます。
でも、やはり、このオプティマスはカッコいいなあ!
背中のレバーを引き上げるとクリアパーツを仕込んだアーマーがせり出します。
ボッチを引き起こして、腕のタイヤ部分に取り付けます。
用途は今ひとつ不明ですが、某NGシールドと似たようなギミックで合体します。
2nd.imp 【動かす】
股関節などよく動く部分もありますが、首、肘、足首の可動が今ひとつなため、ダイナミックなポーズは難しく思います。手指が開閉可。
POSE
【評】
個性豊かなアニメイテッドシリーズの中にあって、ちょっと平凡な印象。
キャラクターは奇抜ですがほぼそれだけ。
トランスフォームにしてもギミックにしてももう二捻りくらい欲しかった感じですね。
例えばアーマーをフォークの先端に接続してアタックモードなんて工夫があれば、もっと面白かったのではないでしょうか。
あと先に申し上げた背中のストッパーなど「油差しとけよ」と言いたくなるくらいパーツ合わせのきつい部分があるので、くれぐれも破損しないようご注意ください。