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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW ルナトリガー レビュー
■ 発売元:バンダイ
■ 価格:2,625円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.0センチ(頭頂高)

■ 10年3月31日登録

フィギュアーツ・仮面ライダーWシリーズの第三弾は、銃撃を神秘の力で制御する変幻自在の射手・ルナトリガー!

エネルギー銃・トリガーマグナムはノーマルとマキシマムモードの2種類が付属し、痛快な銃撃アクションが楽しめます。

尚、可動その他については、よろしければ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW サイクロンジョーカー をご参照ください。



■ FRONT & REAR




ルナトリガーは、『銃撃手の記憶』を宿したトリガーメモリ(青)を左に、『幻想の記憶』を宿したルナメモリ(黄)を右に配した仮面ライダーWの格闘形態。

パーツのほとんどは先行発売されているサイクロンジョーカー、ヒートメタルと共用で、プロポーションに変更はありません。

左右とも質感の高いメタリック調ですが、劇中スーツよりちょっとうす味っぽい上品(?)な色調に仕上げられています。

ヒートメタルでは、赤の成形色部分と塗装部分に若干の発色の違いが見られましたが、このルナトリガーではほとんど差異を感じません。

また、ヒートメタルの銀部分に散見されたスクラッチ傷もほとんど見当たりません。




■ BUST UP

クリアパーツを使用したCアイの質感も上々。
ルナサイドはエンボス風、トリガーサイドは機械描写風に刻まれた
胸モールドもしっかり再現されています。


■ トリガーマグナム ノーマルモード


トリガーサイドに出現する可変エネルギー銃。

造形から細部の塗装まで、このサイズとしてはかなり手を掛けている印象。
特にバレルは、金色はもちろん水色の部分まで塗り分けられており、偏った情熱すら感じます。


■ トリガーマグナム マキシマムモード


ノーマルモードと別体になりますが、こちらも同様に素晴らしい仕上がりです。
マズル上の支柱もしっかり抜けているのだ。

まあ、ここまでやるんだったら・・・。


■ ダブルドライバー

ダブルドライバーはサイクロンジョーカーと同じ造形で、メモリの色も黒のまま。
発光部の彩色のみ異なり、右が黄色、左が青に塗られています。

個体差かもしれませんが、品質はヒートメタルより良く、サイクロンジョーカー並み。

マキシマムスロットも付属しており、両方とも着脱可能です。




■ OPTION HANDS <RIGHT>

拳骨(デフォ)/トリガーマグナム用握り手/平手


■ OPTION HANDS <LEFT>

拳骨(デフォ)/トリガーマグナム用握り手/平手





ギャラリー


ルナトリガー

ルナトリガー

ルナトリガー

ルナトリガー

ルナトリガー

ルナトリガー

ルナトリガー


ルナトリガー

ルナトリガー


■ パーツ一覧


オプションハンド(デフォ拳骨含む ×6)/ルナトリガー(ノーマルモード/マキシマムモード) 


【コメント】

とりあえず基本三態がそろいました。

種々、課題、クセなどはあるとして、アクションフィギュアとして高い水準でまとまっていると思います。

ルナトリガーについて個人的に課題であると思うことに、まず、トリガーフルバーストなど両手を合わせて力の入った射撃ポーズをとると、肩アーマーとボディがズレて上半身のラインが崩れてしまうことがあります。
できればトリガーマグナム専用の両手を組んだ持ち手などあれば、より親切だったのではないでしょうか。

また、トリガーマグナムは造形、塗装とも非常に良くできているのですが、だからこそマキシマムモードへの可変ギミックを仕込んでいないのは惜しい。

フィギュアーツはギミックよりスタイリング優先のコンセプトのようなので、こういうことはあまり望むべくもないのでしょうが、少々遊び心を見せて欲しく思います。

残りのセットものについても、オプションが充実しており、ぜひ入手したいと思っています。