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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW ヒートメタル レビュー
■ 発売元:バンダイ
■ 価格:2,625円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.0センチ(頭頂高)

■ 10年3月22日登録

好調フィギュアーツ・仮面ライダーWシリーズの第二弾は赤の熱気で銀の闘志を高めるヒートメタル!

メタルシャフトを使った格闘アクションが存分に楽しめるアイテムです。

尚、可動その他については、よろしければ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW サイクロンジョーカー をご参照ください。



■ FRONT & REAR




ヒートメタルは、左に『闘士の記憶』を宿したメタルメモリ(銀)を、右には相性のよい『熱の記憶』を宿したヒートメモリ(赤)を配した仮面ライダーWの格闘形態。

胸のモールドや手足のパーツの意匠などは異なりますが、パーツのほとんどは先行発売されているサイクロンジョーカーと共用で、プロポーション的には全く変更ありません。

配色は、左の銀、右の赤ともに質感の高いメタリック調に仕上げられています。

腕、腹、脚など赤のいくつかの部分は成形色がそのまま使われており、発色が鮮やかな塗装部分と比べ、若干くすんだように見えますが、個人的にはあまり気にならないレベル。

また、銀の塗装部には目を凝らして探すと分かる程度のごく細かなスリ傷が散見されます。

こちらは個体差かと思われますが、気になる方は店頭でよく見比べられた方がよいと思います。






サイクロンジョーカーと2ショット。
懸案とされていたツノの形状、関節の色などについては、残念ながら改修されていません。

2体だけでも口元がニンマリ緩みますが、9体、10体と並べたら、それは壮観でしょうね。



■ BUST UP


胸のモールドもていねいに作り込んであり好印象。
見る角度によって様々な表情を見せるクリアパーツ製の複眼も、やはりイイ感じです。


■ メタルシャフト


ボディサイドにメタルメモリを配した時に使用できる棒状の武器。
細部のモールドも刻まれており、このサイズとしてはなかなか頑張っています。




メタルシャフトは全長18.5センチに及ぶ展開形態と伸縮形態の2種類が付属。
伸縮状態のものは、背中の穴にピンを挿してマウント可能。

ともにメモリスロットは空状態ですが、ジョイントの形状を見るに各ガジェットには対応できそう。


■ ダブルドライバー


ダブルドライバーはサイクロンジョーカーと同じ造形で、メモリの色も黒のまま。
発光部の彩色のみ異なり、右が赤く塗られています。

比べると塗装が若干雑になっているようですね。

マキシマムスロットも付属しており、両方とも着脱可能です。




■ OPTION HANDS <RIGHT>

拳骨(デフォ)/メタルシャフト用握り手/平手


■ OPTION HANDS <LEFT>

拳骨(デフォ)/メタルシャフト用握り手/平手





ギャラリー


ヒートメタル

ヒートメタル

ヒートメタル

ヒートメタル

ヒートメタル

ヒートメタル

ヒートメタル

ヒートメタル

ヒートメタル




■ パーツ一覧


オプションハンド(デフォ拳骨含む ×8)/メタルシャフト(展開状態/伸縮状態) 



【コメント】

まず、ツノと関節色の件は、しばらく改善の見込みはなさそうなので、今発売が決定されているものに関しては以降、繰り返さないことにいたします。

印象としては、サイクロンジョーカーより塗装品質が落ちている、手首のジョイントがタイトでかなり付け替えにくいなど、細かな点で引っ掛かるところはあります。

が、個体差かもしれませんし、最近のアーツはクオリティ自体が高水準なので、おススメしない理由にはなりません。

特にメタリックに彩られたボディはある種の高級感すら漂わせており、机上で眺めるだけでも満足感を得られる美しい仕上がりですね。

ただし、ギミック的な遊びの部分はやはり弱い気がします。

例えばメタルシャフトはスタイルをあまり損なわずに伸縮ギミックを付加できそうなので、できればチャレンジして欲しく思います!

さて、フィギュアーツのダブルもこれで2体目、月末には3体目、来月末には7体に増殖している予定であります。(笑)

こうなるとやはり敵方が欲しくなるもの!!

魂フィーチャーズのアンケートでも上位に食い込んだ霧彦さんのアイテム化をぜひ実現して欲しい!

初回限定特典として「ふうとくんキーホルダー」付きなんていかがでしょうかね。