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S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW サイクロンメタル & サイクロントリガー レビュー
■ 発売元:バンダイ
■ 価格:5,775円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.0センチ(頭頂高)

■ 10年5月20日登録

こちらはエメラルドグリーンが目に鮮やかな、サイクロンメタルとサイクロントリガーの2体セット!

オープニングシーンで印象的な風にたなびくエフェクト調マフラー、そして、探偵ものには欠かせないスパイ用小道具、メモリガジェットの3種が付属します。

尚、可動その他については、よろしければ S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーW サイクロンジョーカー をご参照ください。



■ サイクロンメタル FRONT & REAR


サイクロンメモリ(緑)ヒートメモリ(銀)を使用した仮面ライダーWの格闘形態の一つ。
マキシマムドライブは、身体を竜巻のように回転させながら敵を連打するメタルツイスター。

プロポーション、造形、配色等の基本仕様はヒートメタルの左半身、サイクロンジョーカーの右半身と特に差異はありません。




■ サイクロンメタル BUST UP






■ サイクロントリガー FRONT & REAR


サイクロントリガーはサイクロンメモリ(緑)とトリガーメモリ(青)で変身した仮面ライダーWの銃撃形態の一つ。
霧彦との別れの一弾となったトリガーバットシューティングを放った姿が特に印象的でした。

やはり今までのモデルからの変更点は見受けられません。




■ サイクロントリガー BUST UP






■ ダブルドライバー

ダブルドライバーとマキシマムスロットも同じ仕様で着脱可能。
やはり、メモリ部分は未塗装ですが、発光部など塗装の精度は上がっているように見えます。




■ マフラー

オープニングシーンでおなじみの、風に大きくたなびいた造形のマフラーが付属します。

通常のマフラー用の穴に挿し込んで接続しますが、 襟上に別ジョイントでガッチリと固定されます。
保持力は抜群ですが、反面アクション性は失われています。


■ メモリガジェット バットショット

デジカメからコウモリ型に変形する偵察用ガジェット。
頭部を差し替えて飛行モードを再現できます。

トリガーマグナムのマキシマムモード、メタルシャフトの炎エフェクトVer.(Wヒートセット同梱)に接続できます。


■ メモリガジェット スタッグフォン

携帯電話からクワガタ虫型に変形する通信ガジェット。
特にギミックなどはありませんが、小さいながらよく作り込まれた造形です。




■ メモリガジェット スパイダーショック

腕時計からクモ型に変形するアクションサポート用ガジェット。
やはりギミックなどはありませんが、よくできています。





■ OPTION HANDS <RIGHT CYCRON>

拳骨(デフォ)/握り手(メタルシャフト用)/握り手(トリガーマグナム用)/平手(変身用)/平手(オマ罪用)


■ OPTION HANDS <LEFT METAL>

拳骨(デフォ)/握り手(メタルシャフト用)/平手(オマ罪用)


■ OPTION HANDS <LEFT TRIGGER>

拳骨(デフォ)/握り手(トリガーマグナム用)/平手(NOTオマ罪)





ギャラリー



























■ パーツ一覧

オプションハンド(デフォ拳骨含む ×12)/メタルシャフト(長×1 短×1)/トリガーマグナム(通常モード/マキシマムモード)/マフラー(大エフェクト×1 通常×2)/メモリガジェット(バットショット×1 スタッグフォン×1 スパイダーショック×1) 



【コメント】

WヒートセットとWサイクロンセットまとめてのコメントです。

本体の方はまさしくリペイントアイテムなので、取り立てて申し上げることはありませんが、関節が若干緩くなっていることだけがちょっと気になります。

さて、今回の2体セットの注目は何と言っても付属のオプショナルパーツです。

まず、ヒートセット付属の“炎シャフト”は流麗なディテール。
しかし、形状が際立ち過ぎることに加え、塩ビ製で重いため、ポージングを選びます。

同じく“炎ナックル”もよく雰囲気をつかんでいて良い出来栄えですが、もう一歩進めて、ぜひジョーカーグレネード用に左の紫ナックルも付けて欲しかった。

サイクロンセットの“風にたなびく大マフラー”は情感もよく現れており、仮面ライダーW全体を貫くハードボイルドな世界観に浸れるます。
オープニングの印象的なシーンを再現できるだけでなく、様々なポージングにダイナミックな躍動を与えます。

惜しいのはイメージを大事にしていただいたのでしょうが、襟元で完全固定となっていること。
個人的には強化外骨格のように根元に可動ポイントを設けてもらえれば更にポージングの幅が広がったように思われます。

次にメモリガジェット。

ハッキリ言って付けてくれただけでも儲けものというのが素直な所ですが、オマケに小さい割にディテールも巧みで楽しいです。

ただ、同梱のシャフトにこのガジェットが取り付け不能なのは理解に苦しみます。

せめてヒートセットに付属するシャフト本体と炎エフェクトが着脱可能な仕様ならば、ソニックシャフトなどを再現できる上、軽くなって取り回しが良くなり、さらに片側だけ炎を放った状態など表現も多彩になり、イイこと尽くめだったのではないかと・・・。

確かに完成度は高いのですが、いま一つかゆい所に手が届かない感が残りました。

ルナセットでは伸びる手などが付くようですが、上記の点など補完できるところがあればお願いしたいところです。

さて、S.H.フィギュアーツ・仮面ライダーWのフォームチェンジシリーズもここまで7体目を数えました。
とりあえず今のところその全てを購入してしまったわけですが、もうこうなれば、悪魔と相乗りでも何でも・・・といった心境です。(笑)