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figma テッカマンエビル レビュー
■ 発売元:マックスファクトリー
■ 価格: 3,800円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約 14センチ(頭頂高)

■ 登場作品:宇宙の騎士テッカマンブレード
■ シリーズ名:figma (フィグマ)

■ 13年1月8日登録

謎の宇宙生命体「ラダム」に寄生され、侵略者の走狗と化した肉親やかつての仲間達と
地球の命運をかけて対決するという過酷なストーリー!

宇宙を舞台に鋼鉄の騎士達が白銀の槍で命を削り合う、魂を揺さぶるバトルシーン!!

今も根強い人気を誇る『 宇宙の騎士テッカマンブレード 』より主人公「テッカマンブレード」
の強敵にして双子の弟「テッカマンエビル」が figma化 されました!!





■ FRONT & REAR
赤と黒を基調とした悪魔的なシルエットを figma 独特の解釈で立体化!

胸や上腕など個別に見ると非常にマッシブですが、劇中スタイルや設定稿
に比べると、かなりスリムなプロポーションになっている印象です。

大きな特徴である蝙蝠の羽根のように突き出た肩アーマー
も量感たっぷりに造形。


バイザーがメタリックグリーンで表現された 「 通常顔 」 と、
双眼が殺気で赤く染まった 「 激昂顔 」 が付属。

露出したボルテッカ発射口、顔のように見える腹部デザイン
も忠実に造形されています。

肩アーマー内の赤い角を展開可能。

ワキテッカも展開可能。

首の後ろの第三の目、バーニアの役割をする背中の突起も
しっかり再現された禍々しい背中。

バーニアにはfigma関節パーツが用いられており
展開することができます。

バーニア間のジョイントに figmaスタンドを接続。
深く挿し込むにはバーニアを開き気味にします。

脚はうねりを伴った洗練されたデザイン。
爪先は他の突起同様鋭く尖っています。



■ テックランサー
ご存知、テッカマンの主兵装。
三分割で両側の剣とグリップに分れるようになっています。

ブーメランのように使っていた十字剣は、完全別パーツとして付属。
十字グリップと四本の剣に分れます。

■ ラムショルダー
肩アーマーを腕に接続するラムショルダー。
別パーツとなる剣と後端のジョイントを組み合わせて再現します。



■ OPTION HANDS <RIGHT>

上段:握り手(ランサー用)/握り手(ランサー用)/拳骨(デフォ)/平手(軽く揃える)/平手(強く開く)
下段:/握り手(十字剣用)

■ OPTION HANDS <LEFT>

上段:握り手(ランサー用)/握り手(ランサー用)/拳骨(デフォ)/平手(軽く揃える)/平手(強く開く)


※ 上の1,2番目に柄を握らせた画像ですが、ランサーの角度によって使い分けるようです。



ACTION

首はボールジョイントに球体関節が付いた2連式ジョイントを本体に軸接続します。


首の外周パーツを挟むので、真上を向くなどの大きな動きは苦手ですが、微調整は効きます。
肩もボールジョイント+球体関節。

肩アーマーは基部に関節があり上下にスイング可能ですが、干渉して思うようには振れません。

肘は単軸で90度程曲がります。
肩はアーマーと胸部の干渉を回避しながら、一応、前後回転が可能です。
体幹は胸、腹、腰の三分割構造でそれぞれボールジョイント接続。

緑で着色したパーツが軟質素材なので、ある程度、自由に動かすことができます。

また、ワキのギザギザを展開すると多少可動域が広くなります。
股関節はボールジョイント接続。

腿の付け根に回転軸がありますが、腰と腿のデザイン上、あまり機能しないようです。

膝は単軸で90度以上曲がります。
足首はアーマーのスペースの都合であまり左右に振ることはできませんが、足裏の接地面が細いのでごまかしが効きます。


踵部がヒンジで調整でき、爪先をピンと伸ばした動作が可能です。





ギャラリー

























■ パーツ一覧

オプションハンド(右×6、左×5 デフォ拳含む)/ テックランサー一式 / テックランサー(十字展開)一式 / ラムショルダー用アタッチメント / 交換用頭部(激昂顔)
※この他にfigma専用台座、figma専用収納袋が付属します。



【コメント】

プロポーションは本文にも書いたとおり、劇中デザインよりかなりスリムになっており、評価が分かれるところ。

鋭く残忍なイメージが喚起されており個人的には好きですが、アニメからのファンには受け入れられない方も多いかも。

可動は随所に仕込まれた figma専用関節パーツにより、テックランサーを用いたダイナミックなポージングを楽しめます。

デザイン上、干渉し障害になる部分が多く、動かし方にもクセがあるため、ちょっと扱いにくいのが難点でしょうか。

オプションは、パーツ割りが細かく取り扱いが面倒くさい部分もありますが、エビルが劇中で使用した武器は一通り揃っており、プレイバリューも豊富です。

課題としては、やはり背中の突起が外れやすいことでしょうか。

総合的にはちょっと慎重な取り扱いを強いられますが、それらがストレスにならない方にはもちろんおススメ!

果たしてブラスター、その他のテッカマンへの展開はあるのか。

以上、figma テッカマンエビルのレビュー、終了!