トランスフォーマー リベンジ RA-04 サイドスワイプ レビュー
2009年 5月購入
■発売元:タカラトミー
■価格:2,415円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約13.5センチ(ロボットモード時頭頂高)
サイドスワイプは日本のG1アニメではランボルと呼ばれた最速戦士。
今回は白銀のコルベット・スティングレイから変形するスピードスター的イメージで登場です!
そのクールなスタイリングで、秀作ぞろいのリベンジシリーズの中でも一二を争う人気となっています。
サイドスワイプ ビークルモード
■ FRONTE
■ REAR
ビークルモードのモチーフは、コルベット・スティングレイのコンセプトモデル。
超ロングノーズからうねるように流れる先鋭的なボディライン。
そして象徴的なリアのスプリットウィンドウ!
全体のフォルムからアルミホイールの形状、エンブレムなど細部の意匠に至るまで、その再現性はかなり高いように思われます。ライセンスを得られず怪しげな車(良い意味で)となってしまったサイドウェイズと比べても対照的で、その正統性が際立ちます。
ボディはプラ製で青みがかった鮮やかなシルバー塗装仕上げ。
ウィンドウまわりがブルーのクリアパーツ、ヘッドランプが無色のクリアパーツ、テールランプはクリアパーツに赤の塗装を施した仕様になっています。
タイヤはプラ製で転がし走行が可能です。
鋭角に切り立ったストップランプに4連のエキゾーストパイプ。
愛称である"エイ"を象ったエンブレムまでそれらしく造形されています。
ドアミラーはスリムですが、軟質パーツ製なので 破損を恐れずにガシガシ遊べます。
■ SIDE & BOTTOM
横から見ても流麗なデザイン。
内部は左右対称で整然とレイアウトされています。
トランスフォームもイメージし易いですね。
サイドスワイプ トランスフォーム
フロントまわりが脚部に、リアエンドが胸に変形するパターンで、奇をてらったような箇所は見受けられません。
胴体を胸に接続すると格納されていた頭部がスプリングでせり出すオートモーフ機構を搭載しています。
個人的には背中のガワの処理にもう一ひねり欲しかったところです。
※手順は個人的なものです。パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「正しい遊び方説明書」に習っていただけるようお願いします。
サイドスワイプ ロボットモード
■ FRONTE
■ REAR
分厚い胸板と白銀に輝くボディが、正統派ヒーローを意識させるロボットモード。
腕や脚などのモールドも、一連の有機体っぽいものから幾何学的な感じがより強調されたものになっています。
サイドスワイプの足本体はタイヤであり、シーソーのように連動する爪先と踵パーツを前後どちらかに傾けて支え、自立させます。
設定イラスト等を見るとタイヤにまるまる乗っているような描かれ方をされており、ここではそのイメージで爪先を上げて立たせています。
■ BUST UP
なかなか趣深い表情。
ロボットというよりはもう少し生物的な、何となくスタンドとかに近いものを感じます。
目は一応集光ギミックを仕込まれているようですが、ほとんど機能していません。
右胸にサイバトロンのマークがプリントされています。
新旧白銀騎士の2ショット!
ジャズはぜひ復活して欲しいです!!
■ DEPLOYABLE BLADE
両腕に展開式ブレードを装備。
どちらか一方を動かすと、ハサミを閉じるように連動します。
■ MECH ALIVE
新機構のメック・アライブはトランスフォーマーに生体感を演出するギミック。
膝を曲げると青いアーマーが連動してせり出します。
かなり小さいですが、膝上のスリットからもその動きが見えるようになっています。
ACTION
肩と股関節にボールジョイント、肘に重関節が仕込まれておりそこそこには動きます。
股関節は4本の軟質素材製の支柱(?)が付いているのですが、正直、大きく股を広げるとプチンと切れてしまいそうで怖い。
願わくば上腕と腰に回転軸が欲しかったところです。
POSE
【評】
本文にも書いたように可動に関しては今ひとつ。
股間のゴムもチャレンジとしては面白いのですが、個人的には思い切って脚を振れない分、ストレスを感じました。
あと、塗装品質がちょっと悪い。
ところどころカスレとかハゲとか目立ちます。
しかし、造形は文句なくカッコいい!!
上記のマイナス分を差し引いてもあまりあるほど魅力的。
2体買ってビークルモードもロボットモードも、両方飾っておきたいほどうっとりする出来栄えです。
最終更新 06/17/09
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