トランスフォーマー リベンジ RD-13 ラヴィッジ レビュー
2009年 8月購入
■発売元:タカラトミー
■価格:2,415円 (本体のみ税込)
■サイズ:体長(頭胴長)約12センチ(パンサーモード時)
実写版リベンジのラヴィッジはパンサー型のトランスフォーマーとのことですが、
長い間、ラヴィッジ=ジャガーだと思っていたのでちょっとショック!!
ちなみにパンサーとジャガーは同じネコ科ヒョウ属の動物で、体表の模様、体格などで区別されているそうです。
さらにBW関連でゆかりのあるチーターは、ネコ科チーター属で、歌手の水前寺清子さんは、顔が似ているからではなく、「小さい民ちゃん」を縮めてチーターと呼ばれているらしい。
ラヴィッジ 大気圏突入モード
■ FRONTE
■ REAR
ラヴィッジは、軌道上のサウンドウェーブから射出された際の飛翔体・大気圏突入モードからトランスフォームします。
同じDXクラスのサウンドウェーブにギミックとして付属したようなミサイル型ではなく、何というか甲虫が羽を広げたようなイメージの不思議な形態になっています。
材質はボディのほとんどがABS、頭部とモノアイには紫色の透明素材。
背中のトゲトゲが軟質素材。
このモードでの主だったギミックはナシ。
しいて言えば、両サイドの羽が開閉することくらいでしょうか。
ディセプティコンのマークはキャノン砲の付け根に控えめにプリントされています。
ラヴィッジ トランスフォーム
基本的には、折りたたまれていた四肢を引き起こすだけのシンプルなトランスフォーム。
特に難しい箇所も、オートモーフィング等のギミックもなく、盛り上がりに欠ける印象です。
※手順は個人的なものです。パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「正しい遊び方説明書」に習っていただけるようお願いします。
ラヴィッジ パンサーモード
■ FRONTE
■ REAR
ロボットモードはパンサー(豹)がモチーフ。
腰にランチャー2門という、動物型メカとしては割りとよくある設定ですが、実写版トランスフォーマー特有の生体融合感と絶妙なマッチングを見せていると思います。
スタイリングは、ちょっと胴が長いかなという印象ですが、力強くラウンドした胸部や後ろ足の湾曲具合など、往年の名作・サイボーグジャガーを思い起こさせます。
■ BUST UP
今回のラヴィッジといえば、このモノアイですが、わずかに集光ギミックが効いています。
凶暴極まりないツラですが、どことなくアイボに通じる愛らしさを感じるのは私だけでしょうか?(笑)
■ MECH ALIVE
レバーを倒すと首が伸び、連動して顎と耳が動きます。
首横のモジュールも連動します。
前足の肘関節と連動して肩口のメカも回転します。
これは厳密にはメックアライブとは呼べないかもしれませんが、ギミックが少ないので・・。
ACTION
首とシッポがほとんど動かないのがたいへん残念。
四肢はボールジョイントなどが多用されており動きすぎるくらい動くので重ねて残念です。
POSE
【評】
トランスフォームも、メックアライブも、無理やり組み込んでしまったためか、すべてが中途半端になってしまったような印象があります。
誤解を恐れずにいえば、リエントリーモードなどもともと見立て変形ですし、パンサーモードのスタイリングが良いだけに、首やシッポの可動を生かして、よりアクションフィギュア的な方向に振った方がよかったのではないでしょうか。
でもこの可愛さはなかなかのもの!
この次は地球のメカから動物に、見事に変形するようなアイテムを、ぜひ作って欲しいですね。
はんぶらび
最終更新 08/10/09
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