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トランスフォーマー リベンジ RD-12 ミックスマスター レビュー

2009年 8月購入
■発売元:タカラトミー
■価格:3,990円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約13.5センチ(ロボットモード時頭頂高)


ディセプティコンの建機軍団・コンストラクティコンズ(ビルドロン)より、秀作の呼び声高いミックスマスターが発売されました!

数々の異形をリリースしてきた実写版ムービーシリーズですが、今回はどんな仕上がりを見せてくれるのでしょうか。






ミックスマスター ビークルモード


■ FRONTE


■ REAR


■ SIDE & BOTTOM




米マック・トラック社製ミキサー車がモチーフ。
キャブオーバー型が主流の日本ではほとんど見かけない、ボンネット型の車両です。

このビークルモードで特筆すべきは分割線の少なさではないでしょうか。
キャビンの背面こそ内部メカが露出していますが、この仕上がりは素直に賞賛したいと思います。

ディセプティコン・エンブレムが大胆に描かれたドラムは、地にマイカ調のシルバー塗装。
キャビン前面にはウェザリング的にブラウンが薄く吹いてあり、変なところに情熱を注ぐという伝統は脈々と受け継がれています。

ヘッドランプとフロントグラスは紫の透明素材。
バックミラーと後部のハシゴ、そしてスクープと呼ばれるじょうごのようなパーツが軟質素材製。
ホイールはプラ製ですが、6輪とも独立回転し、この状態で転がし走行が可能です。





劇中では立体オーナメントだったディセプティコンのエンブレムが、フロント中央部にイメージとしてプリントしてあります。




後部のガイドやハシゴは可動します。
何となく落ち着きます。(?)





ボディ底に収納されているランチャーを引き出して、ミサイルを発射できます。





ミックスマスター トランスフォーム












ドラムを割ったり、キャブをひん剥いたりすると、身がギッシリ詰まっている様子など、まるでカニとかロブスター料理などを連想させ、製作者の遊び心を感じます。

構造的にはそれほど複雑ではないと思うのですが、たとえば、後輪ユニットや排気塔部分など、パーツが干渉しないよう捻りながら変形させていく必要があるので、一通り覚えるまではちょっと難しく感じるのではないでしょうか。

ランチャーやキャビンの内側など、背負いモノの各部にロック機構が付いているのは良いと思います。

※手順は個人的なものです。パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「正しい遊び方説明書」に習っていただけるようお願いします。






ミックスマスター ロボットモード


■ FRONTE


■ REAR


■ BUST UP


猟奇的クリーチャーデザイン、ここに極まれリ、といった感じです。
骨格が似ているので、ウチでは認定バイアランとさせていただきました。(笑)

カラーリングに関しては、メタリック色など、塗色が割りと多めで好印象なのですが、メインのライトグレーが若干チープな印象で、ちょっと残念。

目は集光ギミックが仕込まれていますが、他のリベンジアイテム同様、透過度が低く、あまり役に立っていません。




ミックスマスター バトルモード(砲台形態)


■ FRONTE


■ REAR


■ SIDE


ミックスマスターは公式トリプルチェンジャーということで、劇中にも登場したバトルモードにトランスフォームできます。

高々と跳ね上がった足に若干の違和感を覚えますが、なかなか勇ましい砲台形態です。
しかし、この姿勢で、力の入った砲撃ができますかね。(笑)

一応、取り説を見ながら変形させましたが、ドラムガワの処理は、パケ裏の方に合わせてみました。








ACTION








肩は五つのヒンジと二つの回転軸で、かなり柔軟に動きます。
ただ、接続されたドラムのガワやホイールユニットが干渉して、自由度が高いとは言えません。

脚は、足首が横にスイングできないため接地性はイマイチですが、股関節、膝の可動域は充分とってあります。

首はヒンジで伸ばすことができるようになっており、ボールジョイント接続の肩口の排気塔などと組み合わせて動かせば、細かい表情付けに役立つと思います。






POSE














【評】

ミキサー派(?)にとってはドラムが回転しないのが、とてつもなく残念!!
ですが、首が伸びるギミックなど、事前には知らなかったこともあり、サプライズ的にも非常に楽しめました。

欲を言えば、ロボットモードはもう少し大き目サイズに設定してくれれば尚、良かったのですが、まあ、それはよしとしましょう。

股関節等の保持力、ドラムガワや踝部の屋根パーツなどのポロリがちょっと気になりましたが、全般的に良くできていると思います。

さて、個性豊かな(笑)建機シリーズも4体目となるロングハウルまでは発売は決まっていますが、残りビルドロンの処遇はどうなるのでしょうか?

ぜひこちらもアイテム化して欲しいですね。





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最終更新 08/31/09