トランスフォーマー リベンジ RD-10 ザ・フォールン レビュー
2009年 7月購入
■発売元:タカラトミー
■価格:3,990円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約20センチ(ロボットモード時頭頂高)
ザ・フォールンは、ディセプティコンの創設者にして、メガトロンの師匠!!
さらにプライムの名を持つ7人の原初のトランスフォーマーのうちの1人(今回設定)というスペシャルキャラで、勢い玩具アイテムとしても注目していました!
玩具の名称は「フォーレン」となっておりますが、やはりちょっと違うのではないかということで(笑)当サイトでは「ザ・フォールン」と呼称させていただきます。
ザ・フォールン ロボットモード
■ FRONTE
■ REAR
これまでの、どのトランスフォーマーとも一線を画すミステリアスなデザイン。
腕と腰をつなぐ枝のような意匠やら、張り出した根っこにも似た足やら、緑のボディカラーともあいまって、まるで古代植物のようなイメージをかもし出しています。
トランスフォーマーというよりは、プレデターやエイリアンに出てきそうですね。
■ BUST UP
戦国武将の甲冑とツタンカーメンのマスクをミックスしたかのような頭部のデザイン。
コンセプトアートと比べると頭がずいぶん寸詰まりのように見えますが、なかなか趣のあるディテールです。
目はクリアパーツですが、光はほとんど透過しません。
■ MECH ALIVE
膝を曲げるとニーパッドとスネアーマーが連動して上下します。
ディテールが単調なので、内部メカなど、もう少し凝ったほうが良かったかも。
メックアライブと言ってよいのか、足は地面から離すとスプリングギミックによりパシャッと閉じます。
前回ムービー版のフローズンメガトロン様に同様のギミックがありました。
私はアクションに表情が付くので面白いと思いますが、、ちょっと立たせ難いのでイライラする人も多いかもしれません。
■ ENERGY ABSORPTION PANELS
頭部は前に引き起こすと、スプリングギミックで左右に展開します。
■ SAVAGE MODE
頭部、上腕、下腕に赤いクリアパーツ製のパネルが仕込まれており、 展開するとサヴェッジモードが再現できます。
デフォルトでつながっていた腕と腰は中間で切り離すことができます。
これで腕を自由に動かすことができるようになります。
ACTION
変形上の制約が薄いので、けっこうよく動きます。
ギミックの都合もあるのでしょうが、頭部はできればボールジョイントなどで動くようにして欲しかったです。
ザ・フォールン トランスフォーム
基本的に、腕や脚を折りたたむだけのシンプルな変形で、特にビックリするような仕掛けはありません。
膝関節がやや抜けやすくすぐ分離してしまうのが難点ですが、肩口、脛、上腕などの接合部にカチッときまるロックポイントが設けられており、ビークルモードも手堅く保持できます。
同じような形式ですが形がフニャフニャと定まらない某シリーズはぜひ見習って欲しいですね。
※手順は個人的なものです。パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「正しい遊び方説明書」に習っていただけるようお願いします。
ザ・フォールン ビークルモード
■ FRONTE
■ REAR
■ SIDE
ビークルモードはいわゆるエイリアンジェット。
構造的にはモロ見立て変形なので、この形態にはほとんど期待していなかったのですが、けっこうカッコいいです!!
機首(キャノピー位置)と後方の赤い部分がクリア素材。
3箇所の着陸脚を展開できます。
POSE
やはりあの槍が欲しいということでいろいろ探したんですが、・・・
フィギュアーツ一体を軽々と持ち上げてしまうという伝説の槍・魂SPEAR
サウンドウェーブをコスモテクターに見立てて
斧はリボルテックの真ゲ1から流用
デモリッシャーは本当に使い勝手がありますね。
【評】
トランスフォーマーらしからぬデザインがたいへんクール!
異色の存在感です!
また、可動範囲も広く、アクションフィギュアとしてもよい出来だと思います。
注文があるとすれば、ビークルモードでのギミックに乏しいので、例えばこちらのモードでもエナジーパネルが展開できるような工夫があったらと思います。
あと、あの槍はやっぱり欲しかったですよね。
ボイジャーでも充分迫力がありますが、オプティマスやメガトロンと並べることができるリーダークラスのザ・フォールンも、ぜひ、見てみたいものです。
最終更新 07/29/09
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