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トランスフォーマー リベンジ デモリッシャー レビュー

2009年 3月購入
■発売元:HASBRO社
■価格:4,280円 (本体のみ税込)
■サイズ:全高約22センチ(ロボットモード)


2作目もいよいよ公開間近!!

玩具ラインナップもドカッと発表され、否が応にも盛り上がってまいりましたトランスフォーマー リベンジより、トレーラーで暴れまくる異形のディセプティコン、デモリッシャーを海外版で一足早くレビューいたします!







普通の箱に近くなり開封しやすくなったパッケージ。




裏面のレイアウトはほぼ従来通り。
中央付近には新機構、メック・アライブのマークが。






デモリッシャー ビークルモード


■ FRONTE


■ REAR


ビークルモードのモチーフは、建設機械の油圧ショベル。

手すりの付いたステップとプレハブ小屋のような運転席、そしてごっついショベルアームが、その巨大さを演出しています。

キャタピラはゴム製ですが、変形ギミックの都合で回転はしません。
運転席の窓に紫系のクリアパーツが使われています。





ディセプティコンエンブレムは運転席の下のパネルにプリントされています。





ショベルアームは基部、中間、ショベルの付け根の軸でダイナミックに可動します。




リベンジシリーズより MECH ALIVE (メック アライブ) というギミックが採用されます。

これは劇中同様に生命観あるロボットとしての動きを楽しめる連動ギミックのとのことです。

このデモリッシャーには、ショベルアーム中間の軸を曲げると窓内のシャフトが回転するメックアライブが搭載されています。





突拍子のないものにトランスフォームするので、どこがどうなるのか想像つきませんよね。
ただただ顔(?)が主張するボトムビューです。






デモリッシャー トランスフォーム









構造自体は非常にシンプルですが、キャタピラの回し込みなど、パッと見、難解な部分もあるトランスフォーム。

平べったいキャタピラが、丸く変形するのがとてもユニークです。







デモリッシャー ロボットモード


■ FRONTE


■ REAR


■ BUST UP


天秤というか一輪車というか、とても奇妙な形態のロボットモード。
中央に張り付いた顔は、トラというか中国あたりの伝説の獣のようなイメージです。

ともするとイロモノに転んでしまいそうな容姿ですが、こんな物体が本当に高速移動しながら破壊の限りを尽くすなど想像すると、恐ろしいですね。

肩を少し後ろに反らすと3点支持で直立できます。
また、この状態でも腕のメックアライブは機能し、肘を曲げると内部のシャフトが回転します。




ロボ魂ジンクスと2ショット。
色目もピッタリ同じで、アロウズの新型地上戦用MAといっても通用してしまいそうです。

ボイジャークラスということでけっこうデカいっす。





どこかで見たサイクルモード。
figmaサイクルをもらえなかったので代わりにします。






ちょっと通りますよモード。



■ 可動について





腕(ショベルアーム)は軸の組み合わせでフレキシブルに可動。
付け根の前後軸のみクリック可動となっています。

肩(運転席)は、トランスフォームには使用しませんが前方に開く仕掛けがあります。
何か秘密があるんでしょうかねぇ?






POSE











■ 【評】

さて、ついに来たかという感じです。

しかし、率直な感想として、完成度はそれなりに高まっているものの、新らしい提案は見えてきません。

塊感のあるショベルカーから妖怪のような車輪へのトランスフォームは、確かに楽しいのですが、シャフトの回転だけではギミック的にもちょっともの足りない感じです。

トレーラーでの暴れっぷりを見る限り、前作のブラックアウト級の密度を期待していたのですが、ちょっと薄かったですかね。

噂のメック・アライブですが、やはりトランスフォームに連動した、オートモーフィング+α的な方向性がよりベターなように思います。

とりあえず、次に期待というところですね。







最終更新 03/12/09