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トランスフォーマー パワーオブザプライム
ドレッドウインド:DXクラス レビュー




■ 発売元:HASBRO
■ 価格:3,400 円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約13.5センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 登場作品:トランスフォーマー

■ シリーズ名:TRANSFORMERS POWER OF THE PRIME
 トランスフォーマー (パワーオブザプライム)

■ 17年12月20日登録

2018年トランスフォーマーの新展開 " パワーオブザプライム "よりドレッドウインドのレビューです 。

『パワーオブザプライム』は、プリテンダースーツの中に格納されたプライムマスターを核に、 同シリーズの様々なアイテムと連動して楽しめるコンセプトとのこと!

その海外版WAVE1 に含まれる新生ドレッドウィンドはパワーマスター・ドレッドウインド( 日本では「超神マスターフォース」に登場したバスター )のオマージュで、WAVE2 にて発売予定のダークウイング( 同ハイドラー )との合体モード・ダークウイングスも再現可能らしいです。




パワーオブザプライム ドレッドウインド ビークルモード



元々はF-16モチーフだったということですが、コンバイナーウォーズのアイテムが
ベースということで、それらしいシルエット?の水準に止まっています。

パワーマスター・ドレッドウインドの爽やかなカラーリングを踏襲。

キャノピーは塗装処理で開閉不可、着陸脚等の展開ギミックもありません。
ノーズコーンと垂直尾翼は軟質パーツ製となっています。

タイタンズ・リターン トリガーハーピーと2ショット。
サイズ的にはほぼ同等ですが、デザインには制約がありますね。

主翼の付け根左右にピンがあり、ヘッドマスター等を立たせることができます。

キャノピー後方と左右の主翼下に5mmジョイントがあり武器をマウント可能。
(翼下の武装はトリガーハーピーの物を使用)

アイアコーンの代わりにプライムアーマーなる装備が付属。
中央のコア部分は取り外すことができ、小型の武器としても使えるようです。

プライムアーマーと付属のブラスターを装備。





パワーオブザプライム ドレッドウインド トランスフォーム


@ 左右の水平尾翼を跳ね上げます。


次に翼下のフレーム(腕)のロックを外して開きます。
A 主翼から後方のパネルを上に展開し、主翼とインテークに連なるパーツを後方に移動します。


続いて、主翼を跳ね上げます。
A 後部底面の装甲を開き、内部のフレームを引き伸ばします。


再び装甲を閉じ、左右に分割して脚にします。
A 肩となるパーツを後方に回すようにして上に上げます。
B 機首のロックを外し、折り曲げて下方向に固定。


露出した頭部を反転させて、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



パワーオブザプライム ドレッドウインド ロボットモード


■ FRONT & REAR
機首が背面に回されたことでスマートなプロポーションとなっています。
脚の後方に移動した主翼がやや煩わしいですが、スピード感が演出されているとも感じられます。

トリガーハーピーとロボットモードで2ショット。
体格はほぼ同等です。


■ BUST UP
 
頭部のデザインや両肩の突起などオリジナルのデザインを引き継いでいます。
眼の集光ギミックなどはやはり無し。


ブラスターは手持ちの武器にもなります。
5oジョイント接続で、ギミックは特にありません。

プライムアーマーにセットされていたハンドガン。
こちらも5oジョイント接続です。

胸のカバーを開けると5oジョイントが露出します。

ここにプライムアーマーを装備。
かなりマッチョな感じになりますが、特殊能力でも発動できる設定なのか?




ACTION

首はボールジョイント接続で前後左右に動きます。


クリアランスの都合で前後スイングはわずかに動く程度。
肩はヒンジの組み合わせで水平位まで上げることができます。


肘は単軸で約90度曲がります。


肘上の回転軸で捻ることができますが、手首は一体成型で動きません。
腰は軸回転可能。


股関節はボールジョイント接続で左右180度弱開脚できます。


腿の上部に回転軸あり。
前後開脚は180度近くまで。


膝は単軸で、約90度曲がります。



ギャラリー

















パワーオブザプライム ドレッドウインド トランスフォーム(アームモードへ)


@ 頭部を後ろ向きに反転させ、胸のジョイントを起こします。
A 腕を肩下から後方に捻り、肘を90度に曲げワキにロックします。
B 腰を90度捻り、両脚を合わせます。
B プライムアーマーを拳型にして取り付け、トランスフォーム完了!


※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



パワーオブザプライム ドレッドウインド アームモード


コンバイナーウォーズで見慣れたアームモード。
折りたたまれた主翼と肩に突き出した機首が印象的です。

ロボモードの股関節と膝関節を二重関節のように用いて曲げることができます。

武器は指に露出した5oジョイントに接続可能。


合体ジョイントはCWシリーズにも対応しています。



パワーオブザプライム ドレッドウインド トランスフォーム(レッグモードへ)


@ 手首パーツを取り、腰以下を90度反転させます。


続いて肘関節を直線に伸ばし、肩の位置を下げます。
@ 両腕を広げ、主翼を逆に折り返し、脹脛と脛アーマーを展開して腿を挟むように縮めます。


続いて肩以下の腕を反転させ脚にロックします。
A ジョイント部を上に向け、トランスフォーム完了!



※手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮しておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



パワーオブザプライム ドレッドウインド レッグモード


こちらも見慣れた感のあるレッグモード!
付属のプライムアーマーは拳専用で、足になるヤツはスタスクとかに付くようです。

足はCWシリーズの物を代用。


来年はマジンガーのアニバーサリーイヤーですね。



【コメント】

このドレッドウィンドはCWシリーズのリデコアイテム的な性格が強いため、まだ本来のパワーオブザプライムシリーズとしての評価は難しくあります。

主にCWスカイダイブのパーツが多く流用されているようですが、頭部の造形やカラーリングなどでイメージはオリジナルのドレッドウインドにしっかり寄せてあります。

当然、CWシリーズ譲りの合体遊びもOKで、プレイバリューはかなり豊富なものとなっています。

前文にも書きましたが、WAVE2にて発売予定のダークウイングとの合体も可能になっているようで、ただのリデコにとどまらないプラスアルファにも好感が持てます。

(日本版にはハイドラー&バスターもぜひ用意して欲しい!!)

新システムのプライムアーマーですが、パワーマスターを組み込んだり、合体戦士の手足も兼ねるようなことも考え合わせると、このような形態は仕方なかったのかなとも思います。

ただ、DXクラスのフィギュアの胸や機体に取り付けるにはちょっとデカすぎるような印象も受けました。

コスト面とも相談しなければなりませんが、プライムマスターの乗り物または動物⇒DXクラスの武器⇒合体戦士の手足などに変形できるとさらに楽しいものになると思います。

でもプリテンダーをこんな形で復活させたかという驚きもあり、他アイテムとの連動アイデアも工夫が凝らしてあり、次回以降の商品にも大きな期待が持てそうです。

以上、トランスフォーマー パワーオブザプライム ドレッドウインド のレビュー 終了!





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