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トランスフォーマー パワーコア コンバイナー
ハッファー with キャリバースト レビュー

■ 発売元:ハズブロ
■ 価格:2,400円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約20センチ(合体ロボットモード時頭頂高)

■ 10年8月23日登録

日本未発売ながら密かな人気となっている“トランスフォーマー パワーコアコンバイナー”
より2パックの“ハッファー with キャリバースト”をレビュー!

大型トラックと放水ユニット(高射砲?)に変形するミニコンとの組み合わせは正統サイバトロンを意識させますが、どんなコンビネーションプレイを見せてくれるのでしょうか。



ハッファー ビークルモード



ビークルモードは オレンジ色の大型トラック。
ボディを赤くするだけで、もうすっかりあのお方です。

6輪が回転し、転がし走行が可能ですが、ギミック的なものはありません。


ハッファー トランスフォーム (ビークルモード ⇒ ロボットモード)


@ 後部の黒いコンテナからキャビンまでを分割し前に反転させます。

コンテナの上下を反転させ腕とし、後部を左右に分割して脚にします。
A ボディを立ち上げて、腕を下ろし、バンパー下に収納されていた頭部を引き起こして、トランスフォーム完了。



ハッファー ロボットモード


■ FRONT & REAR
銀色に輝く前腕が目を惹くハッファーのロボットモード。
小サイズながらマッシブさとパワフルさを感じさせます。

変形はすこぶるシンプルなものですが、造形はどちらのモードも秀逸ですね。


足の形状がアレなんで、接地性はよくないのですが、後ろに回り込んだコンバインジョイントが踵の役割をするため、意外にしっかりと立ちます。

もしオプティマスとして出すのであれば、リぺだけでなく頭部の差し替えや、造形の改修が必要でしょう。



ACTION


首はボールジョイント接続で、ごく標準的な可動域。

下方向へは変形の都合で、収納されるまで下げられるのですが、一般的にはこんなもんでしょう。
肩はボールジョイントで、地面と水平まで腕を上がります。

肘は単軸とボールジョイントの二重関節です、干渉物がなければ、ほぼ180度曲がります。
股関節は軸の組み合わせで、180度以上の開脚が可能です。

腿の中間に回転軸があり、膝は約90度曲がります。




キャリバースト

ハッファーの相棒・キャリバーストはロボット、ビークルの武器、 ロボットの武器、
ロボットのパワーアップアーマーの4形態にトランスフォームします。



■ ROBOT MODE  FRONT & REAR

おサルとか全身凶器みたいヤツの中、背負いモノが目立つものの一般的なヒューマノイドの範疇。

腕がちょっと短いのが気になりますが、ブルークリアのボディはクールでカッコいい!



■ VEHICLE WEAPON MODE

ビークルウェポンでは荷台に取り付ける砲塔となります。
パッケージ上では前後どちらの向きも写してあり、お好みでいいと思います。



■ ROBOT WEAPON MODE

ロボットウェポンとして二連ライフルモードに変形します。
腕の下のジョイントに接続し、拳に持たせることはできません。



■ POWER-UP ARMOR

他のミニコン同様、胸のプロテクタータイプのパワーアップアーマーに変形します。
左右非対称なのは好みが分かれるところですね。




ハッファー トランスフォーム(ロボットモード ⇒ コマンダーパワーアップモード)


@ 肘をたたんで、裏の黒い装部分を肩の装甲に変形させます。
A 脚のスネ以下を左右にスライドさせ、引き上げながら膝外にジョイントさせます。

この後、踵からブルーのコンバインジョイントを下に向けます。
A 背中のハッチを開け、コマンダーモードの頭部を引き出します。

B ノーマルモードの頭部を前方に格納しながら、コマンダーの頭を所定の位置に被せます。


※一連の手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。
 






ハッファー 5体合体モード

ハッファーは、5パックに同梱される4機のドローンを使用して、パワーアップモードに合体することができます。



■ FRONT & REAR


重量感と俊敏さを併せ持ったハッファー×エアリアルボッツのパワーアップモード。

オレンジと淡い系統の色に統一されたレスキューイメージのボディカラーは、TFとしては新鮮なイメージかも。

シルエット的にはどことなくスパリンのグランドコンボイを彷彿とさせます。

腕の左右、脚の左右はそれぞれ入れ替えOK。
腕と脚の入れ替えは接続ポイントの位置から不自然になります。


■ BUST UP

肩口の黒い装甲板がキリリとアクセントになった武骨なデザイン。

目の集光ギミックは、光量は豊富でギラギラと輝いてい見えます。

やはりタイヤの意匠があると安心しますね。



パワーアップモードでもアーマー形態のミニコンを取り付けることができます。





ギャラリー


















【コメント】

ウェーブ1では、サイバトロン側、唯一の車両モチーフとして存在感を示しているハッファー & キャリバースト!

2パックだけでも、5パックや他の2パックと絡めても、極めてプレイバリューの高いアイテムとなっています。

ちょっと構えさせにくいですが、キャリバーストをライフルモードにしてのハッファー・ロボモードのコンビネーションはなかなか楽しめました。

私は今のところエアリアルボッツしか所持していませんが、合体パワーアップモードは色合いもジャストで、かなりカッコいいと思います。

パワーコアコンバイナーは以降も新作、あるいはリペイントなど入り乱れてウェーブ2、3と継続されており今後への期待は十分。

先鋭的なデザインのヤツも出てきて、組み換え遊びもより楽しいものとなりそうです!