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figma(フィグマ) 仮面ライダーウイングナイト レビュー
■ 発売元:マックスファクトリー
■ 価格:3,200円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.0センチ(頭頂高)

■ 10年12月23日登録

異世界ベンタラからやってきた口下手な青いコウモリさんこと、仮面ライダーウイングナイトが figma 化!

好評figmaドラゴンナイトに続いての登場です!!


【注】 装備・武器などの名称は、わかりやすく説明するため、ここではオリジナル作品である
“ 仮面ライダー龍騎 ”から引用しています。



■ FRONT & REAR
ドラゴンナイト同様、軟質素材を適所に用いることにより、自然なプロポーションと、より実写スーツに近い質感とを再現しています。

カラーリングは硬質なシルバーを、くすむ一歩手前のブルーで抑えた絶妙なシブさ。

ダークバイザーは剣として構えた時の見栄えを優先したためか、やや大きめに見えます。




地球の少年キットと異世界の戦士レン、ですよ!

先行の figma ドラゴンナイトとは、マスクとアーマー、装備などが新規造形、
手足などそれ以外はリペイント仕様のようです。


※ 可動など詳細については figma(フィグマ) 仮面ライダードラゴンナイト レビュー 
をご参照ください。



R&M仮面ライダーナイトと2ショット!

本体ももちろんですが、装備類の素材の違いにも注目です。
個人的にはR&Mの派手なブルーも好き!


■ BUST UP

アーマー類がコンパクトなため、スマートでちょっと頭デッカチな印象ですが、もう少しマッシブな方が好きという方もおられるのではないでしょうか。

塗装品質はドラゴンナイトと同程度と思うのですが、デザインのためか、少々雑な印象を受けました。




■ Vバックル

造形はドラゴンナイトと同じ。
塗装は金を使って丁寧に仕上げれています、と言いたいところですが、
ちょっと上にズレちゃってるようです。(泣)


■ 翼招剣 ダークバイザー

技&特殊効果発動用の剣型召喚機。
特徴を捉え、丁寧に仕上がっていると思いますが、できればカードスロットの展開ギミックが欲しかったところ。

腰のホルダーに収めることができ、ホルダーは接続部(ジぺスレは固定)で回転します。


もちろんそのまま手に握らせて剣としても使用可能。
左の深めの握り手にジャストフィット。


刀身付け根の紋様、針金が巻きついたようなグリップなど、
細かく彫の深い装飾が刻まれています。



■ アドベントカード
プラ製アドベントカードは専用手首で持たせます。
表面はウイングナイトのファイナルベント絵柄、裏面は青ベタです。


■ ダークウイング
ウイングナイトの契約モンスター・ダークウイングのマント状態が付属。
布製で裾に針金が仕込まれており、調子を付けることができます。

ジぺスレではなく、figma スタンド用の穴で接続します。
マント側の突起がジぺスレの受けとなっており、左右に傾くことはありません。

マントの背中にも穴があり、装着した状態でも figma スタンドを使用可能。


■ ダークランサー

ソードベントにて表れる大型の槍。
プラ製でガッチリ、塗装も綺麗です。


太めのグリップとナックルガードは固定。
裏側のエングレービングもしっかり再現されています。



■ OPTION HANDS <RIGHT>

拳骨(デフォ)/カード用握り手/武器用握り手(浅)/平手×2


■ OPTION HANDS <LEFT>

拳骨(デフォ)/武器用握り手(深)/武器用握り手(浅)/平手×2 





【 参考 】 R&M ライドシューター
ドラゴンナイト同様、バンダイ R&Mシリーズのライドシューターに搭乗可能です。



ホルダーを画像のように角度調整すれば、佩剣したまま乗りこめます。
この状態で干渉なくキャノピーを閉じることができます。


ツノの分、ドラゴンナイトより背が高いですが、ヘッドクリアランスも問題ありません。





ギャラリー





































■ パーツ一覧

オプションハンド(デフォ拳骨含む ×10)/ ダークバイザー / ダークランサー / ダークウイング(マント形状)/ アドベントカード 


【コメント】

造形と可動についてはfigmaドラゴンナイト同等で上々のクオリティ。
スーツには継ぎ目のわかりにくい軟質素材、さらにダークウイングのマントには布素材と針金を用いることにより、リアルな質感と動きが与えられています。

特に新しい技術ではないですが、ライダーフィギュアにリカちゃん的作風が加味されたような新鮮な感覚です。

塗装と仕上げについてはややダルい印象。

マスクのスリット部の黒が痩せて貧弱に見えてしまっており、もう少しキリッと力強く仕上げられなかったものでしょうか。

さらに異論ありなのが付属品の処理。

ダークバイザーのホルダーは、軟質素材製である程度自由に動くものの、やはり大きなアクションでは邪魔になるので、固定せず、できれば着脱式にして欲しかったと思います。

あと、価格的に難しいかもしれませんが、スクランダー状態のダークウイングも欲しかった。

ドラゴンナイト同様、オプションの遊び勝手に追求する部分があるものの、やはり軟質素材を使ったスーツのアドバンテージは大きく、総じて高く評価されるものに思います。