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figma キング・カズマ レビュー
■ 発売元:マックスファクトリー
■ 価格:3,000円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約14.0センチ(頭頂高)

■ 10年11月12日登録

「戦って勝つのが好きなんだ。ゲームは好きじゃない」

ネット上の仮想世界「OZ」でただ黙々と勝利を重ねる孤高の格闘王、ウサギ型アバターの
「キング・カズマ」がfigma化されました!!



■ FRONT & REAR

ラブマシーンと対戦以前のキングカズマのピカピカで凛々しい立ち姿。
スマートなプロポーション、グローブやスニーカーも適度に大きくデフォルメされていて、
さらにアクティブになった印象です。

■ BUST UP

体表は半光沢の白で統一されており、ピュアさが強調されたイメージ。
軟質素材の赤いダウンは背中に固定されており、ゴーグルも取り外しできません。


■ PARTS

OZの格闘王の証たるチャンピオンベルトも赤金で重量感あふれる仕上がり。

背中のジャケットで隠れる部分にフィグマスタンド用の差し込み穴が開いており、
その下には小さな尻尾(固定)も覗きます。


グローブの甲の突起は、手首の差し替え時に取り外して付け変えます。
シューズは、あのドクター中松のジャンピングシューズを彷彿とさせるデザインです。

どちらもグローブとシューズは某スポーツメーカーを連想させるロゴマーク入り。


■ OPTION FACE


表情は「通常顔」(上)と、歯をむき出した「睨み顔」(下)の2種類から選べます。
射抜くような鋭い眼差しもきれいに描かれており、破綻は全く感じられません。


■ OPTION HANDS <RIGHT>

握り手(デフォ)/握り手(のぼり旗用)/平手×2

■ OPTION HANDS <LEFT>

握り手(デフォ)/握り手(のぼり旗用)/平手×2 ※左右対象です。


■ 仮ケンジ

 副部長。
オリジナルをラブマシーンに乗っ取られたケンジが使う仮アバター。
透明素材製の専用スタンド付きで、首と尻尾が軸回転します。




ACTION

頭部は顔と首の2分割構造で、顔と首がfigma関節、
首と胸が軸接続。

首と胸はほとんど動かず、わずかに前後スイングするだけです。
肩は専用二連球体関節でほぼ水平まで上げることができ、
肘はfigma関節で150度ほど曲がります。

手首は、手首側に仕込まれた可動ピンにより軽く角度が付けられます。
胴は胸、腹、腰の3分割構造ですが、可動域は前後屈、
捻りとももう少し欲しい印象です。


左右開脚はわずかに180度に足りない感じ。

一見分りませんが、パンツ部分は軟質素材で脚部の動きに自然に対応します。

膝はfigma関節で150度ほど曲がります。
足首内にfigma関節が仕込まれており可動域は必要十分。

シューズはシュータン(上部)が別パーツになっており、
足首の動作にフィットします。






ギャラリー





















■ パーツ一覧

オプションハンド(デフォ平手含む ×8)/オプションフェイス( 通常顔/睨み顔 )/仮ケンジ(専用台座付き)/陣内家のぼり旗
※ このほかにfigma専用台座、figma専用収納袋 が付属します。 


【コメント】

造形が巧みで、特に表情と佇まいに圧倒的な存在感があります。
軟質素材の赤いダウンもぴったり決まっています。

可動も標準以上の仕上がりで躍動感が表現でき素晴らしいのですが、あえて言えば、さらに疾走感を出すためにも耳が可動、あるいは向きが付けられるようなオプションパーツが欲しかったですね。
あと、グローブの突起をいちいち付け変えなければならないのはちょっと煩わしいかも。

金髪×黒帯のVer.2、 包帯グルグルのVer.3 のリベンジは出るのか? 期待しましょう。

さて、今までキャラ的に縁がなく見送ることの多かった figma ですが、今月よりカメンライダーやエヴァの展開も始まりますし、購入の機会も増えてきそうで嬉しい限り。

特にライダーはバンダイ製品とどんな違いを見せてくれるのかワクワクします。

例えば、玩具から進化したフィギュアーツと固定フィギュアに可動が備わったフィグマとは訴えるポイントが元々違っているように思いますので、その辺りが楽しめるアイテムになっているといいですね。