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トランスフォーマー デヴァイスレーベル デヴァイスグリムロック
& ダイナザウラー operating OPTICAL MOUSE レビュー



■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:6,300円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全長 約 11.6センチ(光学マウスモード時)

■ 09年12月11日登録
デヴァイスレーベルの第二弾は、光学式マウスから変形する恐竜型トランスフォーマー、グリムロックとダイナザウラーの2体。

PCデバイスの機能を変形ロボットに搭載し『PCライフを遊びと驚きの力で変えていく』というメッセージが込められたこのデヴァイスレーベルですが、これにて打ち止め、ということになってしまうのでしょうか?



光学式マウスモード


■ グリムロック


■ ダイナザウラー

グリムロックはシルバーにゴールドのポイントでちょっと派手目、
ダイナザウラーは艶消しのオリーブグリーンにカッパーのストライプいう好対照なカラーリング。

今風デザインのマウスと並べてみると確かに玩具っぽくはあるのですが、レトロとモダンがうまく調和しており、それほど安っぽくは見えません。



ホイール付き3ボタンで前後約11.6cm、幅約6.4cmとごく標準的なサイズの有線マウス。
裏側の発光ダイオードにより高速で情報を処理する光学式を採用しています。
ドライバのインストールは不要で、USB接続するだけですぐに使用可能。
左右対称のデザインで、形状はメリハリがついており、個人的な使い勝手は良いです。



パソコン本体に接続するとそれぞれのマークが光ります。
本体に電池等は使用せず、パソコンと電源を共有するタイプです。




トランスフォーム


@ 頭部を引き起こし、両肩から両腕をつまみ出します。
A 両肩を回転させ、両腕を引き出します。

B 腿を回転させ両脚を引き出します。
【注意】この時、つま先側から無理に引き出すとパーツが破損する恐れがあるので、必ずかかと側から引き出すようにとのことです。
C 尻尾を伸ばし、顎と爪を開いてロボットモードの完成です!


※一連の手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



グリムロック ロボットモード


■ FRONT


■ REAR

シルバーボディに赤い目と、G1グリムロックのイメージをしっかり踏襲しています。
各部にはメカニカルなモールドが施され、角度的に見えにくいですが、肩の内側はガンメタで塗られるなど意外に細かい作りとなっています。



ダイナザウラー ロボットモード


■ FRONT


■ REAR

ダイナザウラーはG1において、2種類の基地モードから恐竜モードにトランスフォームした巨大トランスフォーマー。

変形モチーフはかなり小じんまりとなりましたが、グリーンとパープルの色遣いは確かにそれを彷彿とさせます。
形状的にはグリムロックと同一で、いわゆるリペイントアイテムですが、それぞれ異なった存在感を表しています。




ACTION


赤丸のポイントで軸可動します。
正直、変形のための要素が大きく、アクションには苦手です。
卵ラスっぽいですね。

口も開きます。


POSE
















【評】
もともとがマウスなので、可動とかアクションとかには期待していなかったものの、どうにも玩具としての遊び要素が希薄に思います。

たとえば、尻尾がせっかくUSB端子なのだから、カバーとしてドリルとかミサイルとかのアタッチメントに交換できるとか、マークだけでなくロボットモード時は目も発光するようにするとか、もう少し工夫の余地はあったのではないでしょうか。

また、ジャガー&タイガトロンにあった動くデスクトップアクセサリやテックスペックなど、パソコンとの連動要素が見送られたのも非常に残念。

一言でいうと、ヒネリがなくシンプルすぎる印象。

しかしその分、マウスとしてはかなり実用的です。

最初はレビューの参考のためにと実際にパソコンにつないで使っていたのですが、これがすこぶる調子が良い!

サイズもタッチフィーリングも通常の商品同様、指先にしっくりくる使い心地で、モノを見なければ、これがトランスフォーマーであることを忘れてしまうほどです。

ということで、今も自分のノートパソコンに接続されたまま。
トランスフォーマーに変形もできる実用マウスとして、おススメです!