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トランスフォーマー アニメイテッド SONS OF CYBERTRON
オプティマスプライム&ロディマス 司令官セット オプティマスプライム レビュー


■ 発売元:タカラトミー
■ 価格:4,725円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約15センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 10年7月31日登録
日本での放映もセカンドシーズンに突入し、ますます盛り上がるトランスフォーマーアニメイテッドより、オートボットを率いる二人の司令官が登場!

セット商品限定のクリアカラーバージョンです。



オプティマスプライム ビークルモード



モチーフは、もうおなじみとなったフューチャートラック。
ボイジャーやスープリームともほとんど相似形のイメージ。

ビークルモードでは表面に見えているパーツのほとんどがクリアパーツで、通常素材は2本の排気塔くらいのもの。


大きな特徴がウルトラアックスの積み方。
サイズのためか、このような置き方しかなかったのかもしれせんが、それにしてもおっかないですね。

もちろん転がし走行OK!


すでに見慣れた感のある、安定感抜群なスクエアボディ。
後輪が変形のダブルタイヤになっているのも注目!




キャビンのサイバトロンマークは左サイドのみ。
裏面は両脚の間が抜けているのがアレですが、全体的に破綻なくまとまっている印象です。




オプティマスプライム トランスフォーム


@ ウルトラアックスを取り外し、両脚をスライドさせ腿を引き出します。

次に両膝関節を反転させ、爪先を起こして下に向けます。
A まずキャビンと腰をつなぐパネルを伸ばし、フロントウィンドウ部をスライドさせてから、パネルを折りたたみ、ウィンドウ下端と腰をジョイントします。

フロントウィンドウ奥からオプティマスの顔が出現します。
B ルーフのフラッシャー部からキャビンを左右に割り、
展開して腕を形成します。
D フラッシャーを背中に組み付け、両肩下のスタビライザーを折りたたんでトランスフォーム完了!


※一連の手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



ロディマス ロボットモード


■ FRONT
基本構造をDXクラスのセイバートロンモードと共有しているためか、両肩にタイヤが露出していますが、これまた見事に相似形なオプティマスプライム!

変形方法は各クラスで一様ではないのですが、よくまあ、スタイリングと特徴を合わせられるものだと感心させられます。


■ SIDE & REAR
胸のボリュームと腰の細さにしっかりメリハリが付いたアニメイテッド流プロポーション。
縮小されても落ち着いた威厳を感じさせる背中が再現されています。


セットのロディマスと2ショット!
全く特徴の異なった二人ですが、どちらもリーダーらしい凛々しさを感じさせます。



■ BUST UP
サイズのためか、造形自体がそうなのか、かなりキツい目付きのオプティマスプライム。
一応集光ギミック構造なのですが、表面が磨りガラスのようになっており、輝度はイマイチ。

尚、バトルマスクはこのままで固定です。

タイヤが肩口に付いているためか、他のアニメイテッド オプティマスプライムと比べて、さらに力強く引き締まったイメージ。



■ パンチアクションギミック

腰にスプリングギミックが内蔵されており、上半身を反転させて解放すると、パンチを繰り出すようなアクションをします。

アニメイテッドのオプティマスプライムは、腰の回転ギミックに特別なこだわりがあるようですね。



■ ウルトラアックス
特別仕様なので色はアレですが、形状的には劇中に登場するものに最も近いのではないでしょうか。
刃先は無色クリアになっており、研ぎ澄まされた感じになっています。
ギミックは無し。



ACTION


首はボールジョイント接続で上下左右に可動。
首元のベース部分を傾けると、さらに下を向けます。
肩関節自体は真横まで開きます。
(銀の鎖骨部分は主に変形用に思われますが、こちらを使えばそのまま真上まで上げることができます。)

肘は変形の関係で180度曲がります。
股関節はボールジョイントで180度開脚可能。
腿に回転軸ありません。

膝は約90度曲がります。



ギャラリー





















オプティマスの方は元々、[ The Battle Begins Optimus Prime vs. Megatron ] というタイトルで海外発売されたDVD付きオプティマス & メガトロン2体セットのお色直し版。

両者ともキズっぽいペイントが施されたダメージ仕様ということで敬遠していたのですが、まずはこのような形でも国内発売されたことは喜ばしいことです。

ロディマスの方は今年(2010年)に入ってからの新作で、おそらく日本でのアニメ展開に合わせての商品化。 この8月に通常カラー版も発売される予定になっています。

感想としては、オプティマス、ロディマスともにプロポーションと可動重視の設定に思えましたが、もう一つギミックにこだわってもよかったのではないでしょうか。

例えば、上にも書きましたが、オプティマスのウルトラアックスには、同じDXクラスのセイバートロンモードにおいては、3モードに変形合体するギミックが仕込まれています。
腰のスプリングアクションも確かに面白いのですが、違う意味でのヒネリがどこかにあってもよかったような・・

また、ロディマスはエナジーボウガンのミサイル発射ギミックのみですがどうしても後付け感があり、本体に、特にオートモーフィング的なギミックが仕込まれていても面白かったように思います。

あと、個体差かもしれませんが、両者とも関節(特に股関節と膝)が緩く、若干ストレスを感じました。

ファンアイテム的な要素が強いですが、このクリアカラーバージョンには、通常アイテムには無い煌びやかさがありますので、気になった方はぜひお手に取ってみてください。

先にも申し上げた通り、ロディマスの方は、通常カラーの発売が控えていますが、このDXオプティマスもダメージ版ではなく通常カラー版が発売されるといいですね。