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トランスフォーマー アニメイテッド アップグレードステッカー レビュー

■ 発売元:
■ 価格:680円(OP)/820円(BB)/820円(PW) (税込)
■ サイズ:

■ 10年5月1日登録

やあ、よい子のみんな、もうトランスフォーマーアニメイテッドの玩具は買ってくれたかな?
4月の第二弾・悪の4幹部編も絶好調で、対決したり、たっくさ〜ん遊べるぞ!

今日は私たちの活躍をもっとカッコよく演出してくれるアップグレードステッカーの紹介だ!
サイト主の海外版に貼ってみたぞ!




やあ、オプティマス!
ボクのオモチャも宣伝してくれた?
ところでどう、ボクのルックスなんか変わったトコロなくない??


何?どこかぶつけたか?
すぐにラチェットを呼ぼう!


ちょ、ちょっと待ってよオプティマス!
ほらほらもっとよ〜っく見てって!



■ バンブルビー ビークルモード

このパッチリキラキラなヘッドランプ!
そしてきっちりメリハリのきいたレーシングストライプ!
どう、アニメでやってるアニメイテッド通りのルックスでしょ!!


うむ、そう言われれば、どこか変わったような・・

もう!トランスフォームするともっとよくわかるよ!
トランスフォーム!バンブルビー、行っきま〜す!



■ バンブルビー ロボットモード


■ BUST UP

ほらほら見て見て!
胸のエンブレムも真っ赤に燃えてるし、
なによりこのバトルマスク、メッチャカッコいいでしょ!



私も変わったのであーる!

えっ、プロールも??
でも、ちょっとその“でアール”っていうのヘンじゃね?



■ プロール ビークルモード
 

むう・・やはり“でござる”の方がよかったか・・

ビークルモードではリアのフラッシャーランプが
アニメ設定と同じように修正されたのであ〜る!


うあ、ほ〜んと後ろから前からアニメ通り!
でもせっかくのスケスケクリアパーツがもったいないような・・

さらにトランスフォーム!である


■ プロール ロボットモード


■ BUST UP

フッ、2話で評判のよかったバトルマスク、
そしてさらに耳元やバインダー上面などにおしゃれなゴールドストライプが
追加されたのであーる!

うむ、祝!トランスフォーマーアニメイテッド日本放映記念ってところかな。
ところでいったいどんなパワーアップしたんだ!?




そんな大したことじゃないさ、
ここのサイト主、最近、フィギュアーツとかロボット魂とかばっか買ってて お金が回らないから、シールを貼ってごまかすことにしたらしいよ。 ケチなヤツだね。


キンキラボディになっただけでは買おうとしない偏屈者もいる、ということである!


でも、このシール、ちょっと問題があってさ、実は非正規品なんだって。

な、なんだと、それじゃ地球で言う所の知的財産権の侵害ではないか!
そんなものは許さん!
絶対にイカン!!


まあまあ、そこで思考停止しないで。
これを貼れば地球のよい子たちはもちろん、大きなお友達にもファンが増えること請け合いだよ!
そんなカタいこと言ってないで、ものは試し、とにかく貼っ付けてみれば?

チームが一つになれば必ずうまくいく、だよね。


・・・どれ、あまりイイ考えではないが、地球の平和のために私もちょっとお色直しすることにしよう・・・。



みんな、どうだ!!


■ オプティマスプライム ビークルモード


■ オプティマスプライム ロボットモード


■ BUST UP




・・・・ムフ、あんまり変わってないじゃん(笑)


【コメント】

トランスフォーマーアニメイテッドのオンエアも開始され、念願であったトイの国内発売も順調に進んでいます。

メタリックペイント仕様はドンピシャでハマるキャラクターもあり、 中には非常に魅力的なものもあります。

特にメガ様やブリッツウィングは重厚感が出てすこぶるカッコよくなりましたね!

価格も買いやすく抑えられており、全体としては好感が持てるのですが、 しかし、一部の連動変形アイテムなどで、 改修すべきポイントが改まっていないのが気になります。

そして、ペイント以外は海外版と変化がなく、若干の物足りなさがあるのも事実です。


ところで、話はとびますが、一部のファンにはご周知の通り、 トランスフォーマーにはたくさんの非正規アイテムが存在します。

単品で完結する豪華アイテムからオリジナルを補完するオプションパーツ、ステッカーに至るまでその種類も多岐に渡りますが、単なるコピー、海賊版にとどまらず、独創的、もしくはプラスアルファの価値が付加されており、中にはオリジナルを凌駕するほどに品質が高いものもあります。

もし知的財産権に照らせば著作権者の権利を侵害しているのは明白なのでしょう。
しかし、それだけで切り落としてしまうにはあまりにも惜しい創造性と情熱を感じずにはいられません。

それは、これらの多くが「こんなものが欲しかった」というファン積年の夢を ストレートに具現化しているからではないでしょうか。

また、単なるカネ儲け目当てのコピー商品と違い、オリジナルに対するリスペクトにあふれている点も見逃すことはできません。

例えば、直近ではクラシック・ウルトラマグナス対応のアップグレードパーツというがありますが、 コアファンが長年夢想した製品を、精緻なスタイリングと高いクオリティで実現しています。

このアニメイテッド版のアップグレードステッカーも、劇中で躍動するトランスフォーマーたちの雄姿を率直に 再現したものであると、オンエアを見返して再認識しました。

もちろん積極的に擁護する立場をとるものではないのですが、、 このようなアイテムが、連鎖的に現れてくる背景を、真摯に考えてみる必要はあるのではないか、と思い今回のレビューに至りました。

漠たる希望に過ぎませんが、個人的には、一定の基準を満たした優れたアイテムには、 ライセンスが与えられやすい環境が整えられ、著作権者に最大の配慮が為されつつ良質なアイテムが市場に出やすくなるようなシステムが構築されればよいな、と思っています。

また、他社ではインターネット環境を活用し、イベントでのアンケート上位キャラをアイテム化するなど、双方向性を重視したハイスピード戦略を実践しようとの試みもあります。
メーカー様にも、今以上にユーザーの希望が叶えられるようお願いしたく思います。