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トランスフォーマー アニメイテッド ラチェット(海外版)レビュー

■ 発売元:ハズブロ
■ 価格:2,500円 (本体のみ税込)
■ サイズ:全高約16.5センチ(ロボットモード時頭頂高)

■ 10年3月15日登録

トランスフォーマーファンにはシブ〜い脇役としておなじみのラチェットですが、
もちろんアニメイテッドにも登場します。

今回はさらにシブく、ちょっと年輩のおやっさんキャラとなっています。



アニメイテッド ラチェット ビークルモード





ビークルモードは当然のごとく、救急車。

直近の実写ムービーではヘビーデューティなH2ハマーがベース車両でしたが、アニメイテッド版ではスポーティなミニバン風。

スタイリングはカッチリとボクシーに決まっており、安定感抜群です。

成形色は、ライトグレーとエンジの2色。
グレーの上からエンジが吹かれている部分もありますが、よく似た色であまり違和感なく仕上がっているように思います。

もちろん転がし走行も可能です。


■ FRONT & REAR

フロントバンパーの中央にはウインチらしき造形が見えますが、
なんとなくオッサンのチョビ髭風でユーモラス。

フロントウインドウ、リアランプは青色のクリアパーツ製。
回転灯は本来、向かって右側が赤色なのですが、青色一体成型となっています。

尚、ヘッドランプは黄色の塗装で処理されています。




■ PARTS

サイバトロンマークはボンネット上に銀であしらわれています。
フロントウインドウの奥にはシートのモールドを施されたパーツが、
窮屈そうに収まっています。



後部ハッチは一応、開けることができます。
中には腕が入っているだけです。




■ SIDE & BOTTOM

スクエアな見切りのサイドビュー。
分割線の収まりはよいですが、窓も塗装、外装のモールドもアッサリしており、
もう少し作り込んでもよかったように思います。

底面から覗くのは脚腰部分だけですが、あまりにもそれらしく、面白みに欠けます。




アニメイテッド ラチェット トランスフォーム


@ キャビン後部をルーフトップ上に展開し、
サイドパネルの下部分をめくるように上げます。

A テールエンドのパネルを引き出してつま先にし、

腕がむき出しになった上半身パーツを前輪を軸に引き起こし、
脚を左右に分けます。
B 両肩をサイドパネルごと側方に引き出し、

肘をスライドさせて伸ばし、肘上の回転軸で反転させ、
手指を伸ばします。
C 腕を下ろし、ボンネットを下方に折り込み腹を形成します。

ボディ後部をバックパックのように後ろに回し込み、接続アレームを背中に密着させると、スプリングギミックで頭部が勢いよく飛び出します。

※一連の手順は個人的なものです。
パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。



アニメイテッド ラチェット ロボットモード


■ FRONT & REAR
腹も出て、哀愁と加齢臭の漂うオヤジキャラにデフォルメされたアニメイテッド・ラチェットのロボットモード。

地球のオサーンをスキャンしてしまったのか、とても他人には思えず、親近感すら覚えます。

ある意味賞賛すべき挑戦ですが、ジャパニーズ・チルドレンに受け入れられるかは、はなはだ疑問です。



DXクラスのバンブルビーと2ショット。
大きさは妥当に思います。



■ BUST UP
目には集光ギミックを内蔵。
ロックダウンにへし折られたという因縁のツノもしっかり再現されています。

鼻横やアゴのキズは、最初は造形や塗装などの不良かと思いましたが、
どうやら年季が入っているのを意図したモールドのようです。

そこまでやるか。


■ マグネティックマニピュレータ
ラチェットの腕に内蔵されている磁力を利用した武器。
アニメ本編のものとは異なっており、左右組み合わせるとヤットコになるような形状です。


肘を直角付近まで曲げると。スプリングで跳ね上がるギミックを内蔵。


■ 交換式アームツール
地球製工具をスキャンしたであろうツールが付属し、両手に持たせることができます。


左からモンキーレンチ、ドライバー、バール(?)、ハンマーの4種類。


グリップを引っ掛けるジョイントがあり、バックパック内に整然と収納可能です。



■ EMPジェネレータ
DXロックダウンに付属する武器ですが、
本来の持ち主であるラチェットにも装着できるようになっています。


接続ジョイントは左腕にのみあります。
取り付けると発振器が前方にパシャっと展開します。


アクション


首はボールジョイント接続。
アゴは思い切って引けますが、あまり上は向けません。
肩は前後軸と上下軸の組み合わせ。
サイドパネルが変形したバインダーらしきパーツは固定されているので、肩の動きに干渉します。

肘上には回転軸があり、 肘は単軸で約90度曲がります。
手は親指と他の4本指が軸可動で開閉します。
ツールを握るような動作に効果的。
股関節は二軸式で、前後の開脚はどちらもほぼ180度開きます。
膝は90度弱曲がり、腿には回転軸があります。
足首は変形の延長線上で上下に軸可動します。

黒い踵パーツもありますが、いかんせん保持力が弱く、内側にたたまれがちで あまり機能的ではないように思います。



ギャラリー



























【コメント 〜ラチェットをバカにするヤツァ俺が許さねぇ・・・】

オーソドックスな構造ながら、首にはスプリングによるオートモーフィングが取り入れてられるなど、変形は面白みがあります。

各関節も意外によく動き、アクションフィギュアとしても評価できます。

ビークル時には余剰になってしまうもののオプションパーツも豊富で、ギミック的にも遊べる方だと思います。

しかし、腹が出た老け顔のロボットトイが売れるほど、日本のフィギュア市場は成熟しているとも思えません。

結局問題はそのルックスでしょうか。

ただ、他のトランスフォーマーたちと絡めることで、自身もまた引き立つという、例えばDR.マッコイのような一流脇役の雰囲気は持っているようにも思えます。

オプティマスやバンブルなど他のサイバトロンメンバーとの丁々発止はもちろん、敵役のロックダウンとの因縁エピソードもふんだんに用意されており、シチュエーションには事欠かない設定となっているようです。

これから放映されるアニメ本編も含め、ラチェットがどのように活躍するのかによって、トイの人気も決まってくるのでしょうね。

やはりロックダウンと絡めるとメッチャ楽しいので、個人的にはセット購入をおススメします。