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トランスフォーマー オートボットアライアンス シースプレー レビュー	■ 発売元：タカラトミー ■ 価格：4,410円 (本体のみ税込) ■ サイズ：全高約16.5センチ（ロボットモード時頭頂高） ■ 10年11月06日登録
“ オートボットアライアンス ”より、シースプレーをレビュー！！ ありそうで意外と少ない船艇型、水陸両用トランスフォーマーです。

シースプレー ビークルモード
ビークルモードはツインプロペラを持つホバークラフト。 白青基調の爽やかなカラーリングから、軍用でなくレジャーボートとか客船のような印象。 プロペラ部が、海外版より発色の良いオレンジ系に変更されたりと、余計にそう感じます。
エアスカートは表面がエンボス状に加工されており、合成ゴムの質感がよく表れています。 車体裏に小さなコロがあり、転がし走行が可能。 両サイドのハプーン・ランチャー（銛打ち銃）はスプリングにより発射できます。 プロペラ部はパケ裏では逆向きになっていますが、取り説や公式ページの画像通りにしました。
シースプレーの一番のポイントは、このフラットなカーゴスペース！ スカウトやレジェンドクラスなど、小型のトランスフォーマーが積載可能。
ジョイントとか輪留めとかは無く、固定はされません。 デッキの後端が折り曲がり、スロープのようになります。
積載＆発進シーンを再現！ スロープが接地できれば尚よかったです。
公式な相棒のブリーチャーは、やはりしっくりハマります。
PCCのハッファーも載りました。
ブリーチャーは余裕ですが、ハッファーはケツがわずかにハミ出る感じです。 いろいろな車を積めるのは楽しいですね。
■ FRONT & REAR
■ SIDE & BOTTOM

シースプレー トランスフォーム
	�@ フロント下部を下方向に外し、中央から左右に分けて展開し、脚を形成します。
	�A リア下部を下方向に外し、デッキのフロアパネルをくの字型に折り曲げます。 さらにデッキの後端を下に折り曲げて、重ねておきます。
	�B サイド部分を下に反転させ、プロペラユニットの方向を変えます。
	�C ルーフ部を左右に開き、肩、腕を整えて、トランスフォーム完了！ ※一連の手順は個人的なものです。 パーツの破損を避けるため、無理な負荷が掛からないように考慮はしておりますが、実際に変形させる際は付属の「取扱説明書」に従っていただけるようお願いします。

シースプレー ロボットモード
■ FRONT
そのまんまフロッグマンなシースプレーのロボットモード！ 近年のトランスフォーマーにはあまり見かけない、レトロロボット然としたデザインに思います。 両肩にかついだプロペラユニットが目を惹きます。 肩書があれば、きっと 「 水中工作員 」 だったでしょう。
■ REAR
背中にはエアスカートの形状をうまく利用したエアボンベ状の意匠が張り付いています。 水陸両用タイプなのに鳥足状なのは内緒。 胸と両腕の3か所に“ SEA-S.P.RAY ” とプリントされていますが、こんなにたくさん名前の 入った トランスフォーマーも珍しいかも。
相棒のブリーチャーとロボットモードでの2ショット！ 大きさの違いが際立ちます。
■ BUST UP
首周りのザクのようなパイプも、今見ると返って新鮮。 ゴーグルは一応集光ギミックらしいのですが、集光窓が頭頂部ではなく後頭部に開いています。 このため、ただ直立させただけでは、あまり光らず、意図的に光を当てる必要があります。 また、ゴーグル内には、パケ画にあった目のような意匠は確認できません。
■ ハプーン・ランチャー
スプリングギミック内蔵の銛打ち銃は取り外し、手に持たせることもできます。
足裏からフィンを展開できます。
ACTION
	首は軸の組み合わせで360度回転、上方向を見上げる ことができ、 フロッグマンらしい動きを可能にしています。
	肩はクリック式の回転軸とスイング軸の組み合わせ。 肩の奥にも変形用の軸があるのですが、 これを使えばさらに複雑な動きが可能です。 腕の付け根に回転軸、肘は二か所に関節があるのですが、 先の方は逆向きに動きますので、調整用に使うのが良いと思います。
	股関節はクリック軸の組み合わせですが、 左右開脚はあまり大きくは開きません。 腿の中間に回転軸あり。
	膝もクリック軸で約90度曲がります。 足首は軸の組み合わせで、形状の割には 接地性が高められています。

ギャラリー たまにはオレ変。（既出だったらスイマセン） テーマはアグリッサ型だったのに、グラブロだかなんだか分らないアタックモードになってしまいました。（笑）

【コメント】 何と言っても、懐かしささえ感じさせるレトロなロボモードが魅力！ スカウトクラス等の小型トランスフォーマーを絡めて遊べるのもたいへん面白い。 特に今後レジェンドクラスのバリエーションがさらに増えてくるようなのでいろいろ楽しめそうです！ 注文としては本体ギミックがちょっと乏しい感じがします。 これはシースプレイだけでなく、最近のトランスフォーマー全般的な傾向のようなのですが、 オートモーフやメックアライブ的な連動ギミックもできるだけ取り入れ、継続発展させて欲しく思います。 これらが加われば、さらにダイナミックに遊べるように思うのですが、いかがなもんでございましょうかねえ。